MYmemo

思い立ってやってみるけど、長続きしない。せめて記録しておく。

モニター購入に失敗した話 Acer/AOPEN  22ML2Qbix

在宅勤務が認められる時代が到来。

1年ほど前にモバイルモニターを買ってみました。 (主目的はスマホの外部出力先として見込んで買いましたが、肝心のスマホにその機能が備わっていなかったという痛恨のミス)

それから1年経過。

会社づとめに変わりはありませんが、
コロナ禍常態化で、未だに週一~ニ回の割合で家で仕事をする事になっています。

仕事柄、用紙サイズでA3くらいにしないと見るに堪えない資料をよく扱います。

在宅勤務時はモバイルモニター+ノートPCのデュアルで使ってきました。

一方出社すると20インチくらいのモニタが使わせてもらえます。

作業効率はデカい一枚モンのモニタの方が断然良いです。

そろそろ、ちゃんとしたモニタ買おう。


モニタなんて、どれも同じでしょ!

という軽い気持ちでした。

ちょうど楽天スーパーセールの真っ最中。

1万円台で知ってるブランドがゴロゴロ。

その中で特に安かったのがこちら。当時の時価12,000円程度。

Acerには悪いイメージはありません。以前購入したChromebookも良かったし。

コレでいいや。

ポチッと。


取説が不親切過ぎる

海外製品の取説が不親切なのは当たり前。

最近の製品は、取説見なくても直感的になんとかなるよう、各メーカー努力されてます。

しかし、不明点あれば取説見ますよね?



1. スタンドとモニタの接続方法
まず組み立てですが、
部品点数は3点しかありません。

ベース、アーム、モニタ本体。
下、真ん中、上。間違いようがないです。



問題はアームをモニタに差し込む方法。

つべこべ言わず、挿せばええやん。

そう思いますよね? 私もそう思いました。

で、挿し込もうとしたところ…

入らへん…?

よく見ると接合部分が不自然というか…

無理やり挿せば、入らないことはないが、間違ってたら壊れたりして…

不安なので説明書見ましたが

アームとモニタの接続については一切何も触れられていない…。

というか、文章に違和感が…

と思って英文見ましたが、ご覧の通り

この英文も変じゃね?

しかし、中文は載ってない…

どうするかな?

っと、色々検索したところ、とある販売サイトの口コミに素晴らしいコメントを見つけました。

信じて思い切り挿す!

なるほど

では遠慮なく…えい!

ハマった…。
「カチン」とか接続音がなってくれれば安心なんですけど、それは無し。 ただ、一応ガッチリハマってる様子。


2. モニタの角度調整方法

後述のスペック比較表を作っていて、初めて角度調整ができることに気が付きました。

上下○○°って書いてあるやん。

取説の仕様表にも載っているが、 どうやって調整するかまでは書いてない。

ちなみに割と強めに力かけても曲がらない…

もしかして

前述の某販売サイトの口コミをみますと、これまた素晴らしい一言

信じて、思い切り曲げる

なるほど…いや、でも モニタが割と薄いが割れないだろうか?

…えい!

すると、確かに角度調整できました。

ま、このあたりはお値段的に許容しなければならないかとは思います。

問題は次です。


強烈に目が疲れる

使い始めて5分経過。

何か目の奥に違和感が…

しばらくすると画面見ているのが、 かなりしんどくなってきました。

これはアカン!

たまらずノートPC画面のみの作業に切替えます。ノートPC画面のみなら負担は感じない。

慣れが必要なのか?

でもせっかく買ったんだし、 もうちょい頑張るか…

1日使って見ました。

結果、その日の目の疲労はハンパなく、 めぐりズムを投入して、何とか回復を試みますが、次の日まで尾を引く始末。

フリッカー「レス」がダメなのか?

やっとモニタの仕様をまじまじとみる 機会が訪れました。

もっと、調べて買えばよかった…

しかし、主要な仕様を見てると、 素人目には悪くないように見える。

むしろお買い得だったのか?

気になるのは、数値にならないところ

疲れ目の原因にあがる対フリッカー性能に関しては「フリッカーレス」という表現。

ここ、他メーカーは「フリッカーフリー」という表現になっている

フリーじゃなくてレス?

コレがアカンのか?

他メーカーがTUVという第三者試験機関からフリッカー対策やブルーライト対策に関する評価を貰っているのを売りにしてるのも、要するにそういうことなのか?

他の機種と比較してみた

もし次買うならということで検討してみました。予算はもうちょっと頑張って2~3万円くらい想定。あと、念の為日系ブランドを検討したい。

良さげだと思ったのはEIZOですが、前述予算では全く足りない。その代わり評価はホントに高そう。

あとはIODATAiiyamaBenQです

iiyamaBenQは仕事で使わせてもらったことがありますが悪く無い印象です。

IODATAがモニタ作ってるとは思いませんでした。が、以前モニタ以外の製品でエライ目に遭ったので、今回は除外(モニタはいいもの作ってるかもしれんけど)。

以下、比較結果です。 BenQはGW2485TCというもっと新しい機種がありますが、まだ価格がこなれていないため、同程度の価格で調達できそうな古いのを見てみました。

- 22ML2Qbix GW2283 XU2294HS
メーカー acer BenQ iiyama
発売 ? 2018年12月 2021年11月
size 21.5 21.5 21.5
解像度 1920×1080 1920×1080 1920×1080
画素密度 - 102 -
方式 IPS IPS VA
光沢 ノングレア ノングレア ノングレア
コントラスト比 1:1000 1:1000 1:3000
チルト 15°/5° 20°/5° 22°/5°
フリッカー レス フリー フリー
TUV X
応答速度 1ms 5ms 4ms
水平周波数 54~85kHz 30~83kHz
垂直周波数 48~75Hz 48~75Hz 55~75Hz
輝度調達 手動 自動 手動
スピーカー
VESA X
HDMI 2端子 1端子

本業の映像を映すということに関してはそれ程差が見えないというか、応答速度なんかはむしろいい方?

ただ、他2機種は映す以外の色々な機能が充実してます。照度センサーで輝度が自動で調節されたり、出力端子が豊富だったり。

22ML2Qbixはシンプルで、むしろ薄くてかっこいい。

ただ、残念なことに、私の目には合わないらしい。

iiyamaにしようかな…

余談 APOENとは?

アポエン?だと勝手に思ってましたが、

正しくはエー オープンのようです。

acer(中文名:宏碁)は自社ブランドの各種コンピュータを販売するほか、日本や欧米の多くのメーカーにマザーボードなどを供給する大手メーカーである。1996年にPCを組み立てる個人ユーザに製品を供給する企業として設立した子会社がAOPENである。2000年に 日本法人エーオープンジャパンが設立された。

Acer内のモニターのブランド名だと勝手に思ってましたがAcer社の子会社の社名のようです。

AcerAcerで別のモニターブランドも展開してるようですが、どう棲み分けてるんだろ?