また、とりとめのない話になります。
よくわからないが、職場のルーターの動作がおかしい。ということで対処することになりました。ルーターの製造元の問合わせ窓口に電話してみるものの、いつまでたっても「回線が大変混み合って....」という自動音声がループするのみ(コロナ禍なので問い合わせ窓口も少人数で回しているんでしょうかね...)。
それでも粘り続けて1時間くらい。
やっと問い合わせ窓口に繋がった!
しかし、あれ?今度は何を質問したらいいんだろ?
よくよく考えたら、何が分からないのかが分からない....。
ということで帰宅して勉強したのがDHCPについてでした。
ルーターに備わっているDHCP機能
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、IPアドレスなどのTCP/IPの通信に必要な設定を自動的に行うためのプロトコルです。パソコンをLANにつなぐと、IPアドレスとかサブネットマスクとかデフォルトゲートウェイが勝手に設定されるアレです、というくらいはなんとなく知ってました。
もうちょっと具体的にすると、パソコン(クライアント)はLANに繋がるとサーバーに対して下図のようなやり取りをするらしい。
まず私が勘違いしたのは、DHCPサーバーってのは、どこかの巨大データセンターで稼働していると思ってました。恥ずかしながら、実は一般的な家庭用ルーターに搭載されている機能だったようです。
我が家はどうなっている?
じゃあ、我が家のルーターの設定はどうなっているのか?
試しにブラウザーに192.168.0.1を打ち込むとルーターの設定画面が出てきました(設置後、設定は全く変えていないので...)。LAN側のDHCPサーバー機能は有効になっていて192.168.0.10 ~ 192.168.0.254までが割り当てられるってことですね。
では、どの端末に何番が割あたっているのかというと、以下の通りです。
今まで気にしてませんでしたが、Wi-Fi接続機も有線LAN接続機も同一ネットワーク上にいるのですね。あと、気になるのは、なぜIPアドレスが連番で採番されていないのか?
これは多分、この記事を執筆してるときに宅内ルーターに繋がっていなかった端末が多数存在するからだと思います。もう売ってしまったスマホ、長らく電源入れてないプリンター、嫁がたまに持って帰ってくる嫁の社用PC....。考え出すといっぱいつなげているようですね。Pixel4aとSpin311はほとんど同時に購入したことを考えると、多分ルーターはひたすら連番でIPアドレスを振り続け用としてくれていると推測されます。
ChromebookにWiresharkをインストールするしたが...
ここでさらに脱線します。機器同士はどんな通信をしているんだろう?と興味がわき、ネットワークアナライザである「Wireshark」をChromebookのLinux環境にインストールしてみました。私にしては珍しく、インストール自体は一発合格。
sudo apt install wireshark
これで職場で起こっている現象を考察してみようかと...。
しかし、起動すると違和感しかない。
ChromebookのIPアドレスは192.168.0.26のハズだが、一切出てこない。
代わりに100.115.92.XXというアドレスが山程でてくるが...??
どーゆーこと?
ターミナルでネットワーク表示コマンドの「ip addr show」と叩くと...
このChromebookのIPアドレスは100.115.92.205らしい。
そんな訳ねーよ。
これに関しても、素人なりに勉強したので、次の記事くらいに書けたらなと思います。多分、Crostini上でWiresharkが動いているからか?
ルーターメーカーの問い合わせ窓口に感謝
無駄に脱線しまくったおかげで、ちょっと知恵がつきました。ルーターメーカーに再度問い合わせ、今度はまともな質疑ができました。
でも未解決のままなんです。どーしようかな...。
しかし、ルーターメーカーの窓口の方には大変お世話になりました。延べ5回くらい対応してもらいましたが、根気よく懇切丁寧に説明いただきありがとうございます。
私の耳が正しければ、5回中2回は同一人物男性、残り3回は同一人物女性。
電話を掛けるたびにかなり待たされますが、ホントに少人数で業務を回されてるんだろうなと推測します。そんな方々に効率良い質問ができず申し訳ない。