また久しぶりの更新です。しかも、いつもと全然違う話題で恐縮です。
今回は私用ではなく勤め先のPCの話。ITとは無関係な会社に勤めている私は、リースで会社からPCを貸与してもらってます。もちろんWindows。
リース期間は3年で、入れ替えの時期がやって来ました。入れ替えは自分でやります。
旧PCでは色々フリーソフトを試しました(結果、その残骸だらけ)。使えるもの、そうでないものピンキリでしたが、その中で継続して使いたいソフトは?これをメモしたのが本記事です。
他、オススメのものありましたら、是非教えてください。
Lineup
- Taskbar Number
- Fenrir FS
- Simple Note
- Obsidian
- Everything
- Sidekick
- PDF exchange
- Syncthing
Taskbar Number
まさに一芸ソフト! 詳細は以下のサイトで超わかりやすく解説されてます。
7+ Taskbar Numberer を使って、タスクバーからのアプリ起動をラクにする – ラボラジアン
私もWindows + 数字キーというキーボードショートカットキをよく使います。
数字は、ピン留めされたアプリケーションアイコンが「タスクバー上で左から何番目にあるか?
10個以上のアプリをタスクバーにピン留めして使ってましたが、このアプリの存在に気がつくまでは左から数えてしまこともありました。
もはや、マウスでクリックしたほうが早い?と思ったらこのアプリにたどり着きました。
ピン留めしたアプリアイコン上に数字を表示する。たったそれだけのアプリ。ショートカットキーを多様される方はお試しあれ。
Fenrir FS
2年程前から使い始めました。それまではファイルをフォルダで仕分けて管理してましたが、これがどんどん乱雑になっていく一方で収集がつかなくて、なんとかしたいなと思っていたところ、これに出会いました。
フォルダ管理はいろんな方法試しました。
- テーマ別やプロジェクト別で管理
- 処理した時期(日付)で管理
- ナンバリング管理
どれもうまくいきませんでした。なぜか?
色々勧めていくと、当初はキレイにフォルダ体系を構築していたとしても、その体系や枠組みに当てはまらず上手く分類できなかったり、横断的な内容が出てきたりしますよね?
多少枠組みが外れたくらいなら、分類を増やしたりして対応できますが。それが重なると枝分かれがどんどん増える。更に組織形態が変わったりしたら、フォルダ体系は複雑怪奇。
Explorerの検索機能も全然イケてないですよね...。結果探したいファイルにたどり着けない、という事象が連発するようになりました。
そんなとき出会ったのがコレです!
これはすべてのファイルを単一フォルダで管理するソフトです。思い切って、フォルダ分けはしない!という方法。その代わりタグ付けでファイル分類をするのですが、タグは複数つけられるので1つのファイルを別々の切り口で管理できる。
逆に、弱点は階層分け(フォルダ分け)できないこと。どうしてもフォルダを作りたい場合はショートカットを作ってFenrirFSの管理フォルダに入れておく、という手段があります。
コイツはWindowsしか対応してません。Linuxで似たようなヤツ無いでしょうか??
Simple Note
超快速クラウドメモ。過去何度か記事で取り上げているソフトです。
名前の通り、難しい機能は一切無いが、クラウドで複数端末を同期させる事ができます。EvernoteやNotionをはじめとするクラウドメモに比べて機能面で勝る内容は皆無に等しいです。
特筆すべき内容は以上!
しかし、この同期スピードは他のサービスを圧倒します。あと、何故か勤め先のPCでも同期できる(他のクラウドメモはセキュリティとか色々成約が...)。
PCでパパっと打ち込んだものが、ほぼタイムラグ無くスマホで見れます。メモの検索も軽快。アイディア、ちょっとした備忘録とかを手間かけずに残せるのでとても重宝してます。
Obsidian
SimpleNoteはシンプル過ぎてできないことも多いです。
まず、長文を残しておくには向いてません。ページ内リンクが貼れないので、短文に分割するとかしないと、部分的に後から見返したりしようとすると難があります。
Markdown以外に特筆する機能がないので、ノウハウ的な内容を体系的にに残していくツールとしても不向きです。
これを補えるものを色々検討しました。特に注目したのがJoplinとOblidianです。当初Joplinの方がイイかな〜?と思ってたのですが、今はObsidianの方を推したいと思います。
機能面では、双方豊富な機能が備わっていて、大体同じようなことができるので優劣の判断が難しかったのですが、決め手はデータの保存形態です。
JoplinはメモデータをすべてJoplin固有の単一データ(ひとまとめ)にして管理します。
対してObsidianは1メモにつき1ファイル(.md
形式)で管理します。
この違いは良し悪しあると思います。Joplin方式のメリットはデータひとまとめを「まるごと」共有したり、移管する場合は容易です。
端末間の同期に関しては、双方クラウドサービス部分は有償なので、私のような貧乏人は、別の手段を模索するわけなのですが、例えばDropboxのようなストレージサービスを使った同期もJoplinの方が容易です。(Obsidianは色々制約があって、ムズいです)。
Obsidianの方がデータの持ち方の効率が悪い?とも言えますが、メモ単位でファイル管理できるところに私はメリットを見出しました。前述のFenrirFSとの親和性出せるのです!
Obsidianで作成したメモにFenrirFSでタグ付けしておけば、タグ検索したら関連のパワポとかも芋づる式に探し出せる。
Obsidianの弱点は端末間同期が難しいところですが、これは個人的には後述するSyncthingを使って解決できました。
私の中のObsidian or Joplin問題は一段落付いた形です。
Everything
これまた一芸ソフトですな。
Windowsのファイル検索機能って本当にイケてないですよね。なのでこれを使ってます。
インストール直後の一発目の検索するまでが結構時間かかりますが、それ以降はものすごいスピードでファイル検索してくれます。
FenrirFSを導入する前のデータは魔境と化したフォルダ体系内のどこかに居て、階層掘っても掘り当てられない状態になってしまいました。
仕方が無いのでエクスプローラの検索バーで検索をすると、PCがう~ん、と長考した挙げ句、肝心なファイルがヒットしない(絶対どっかにある筈なのに!)なんてことありませんか?だからこのようなソフトが存在するんですよね。
余談ですが、Outlook内のメールも同じように検索にヒットしません。これを解決する手段をまだ見いだせてません。誰か教えてください。
Sidekick
これまでブラウザはChrome一択だったのですが、快速ブラウザとして紹介されていたのでインストールしてみました。確かに早い!イマイチまだ使いこなせていないのですが、新PCにもとりあえずインストールです。
PDF Xchange Editor
フリーのPDFソフトだとコレしか思いつきません。旧viewerのときから使ってます。フリーなのにアドビ純正並に色々できてしまうので無茶苦茶重宝してます。
不満点は...重いこと。軽快動作する他のソフトが有れば検討したいです。
Syncthing
ネットワークを介してフォルダを同期をさせるOSSです。以下の記事を見つけてインストールしてみました。 SyncthingをWindowsにインストールして使うまでの手順 | virtualiment
いわゆるクラウドサービスではなく、端末対端末で直接同期できます。
ちょいと操作が難ですがクラウドにデータがあるとなんとなく不安な私には、なんとなくしっくり来る仕組みです。
Windows 、Linuxに対応している他、Android対応のアプリもあります。コイツのお陰でObsidianのデータをWindowsPCとAndroid端末(Pixel6a)間で同期させることができるようになったので、Obsidian本格活用が見えてきました!
以上、ご参考まで。